川邊祐之亮(かわべゆうのすけ)の京都もん日記


イーグレッツVSレオネッサ

2015年5月24日(日)

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前日までの天気予報で雨を覚悟していましたが、当日は朝から青空のいい天気となりました。
かねてからエンブレムやユニフォームのデザインを担当させていただいていた四国大学女子サッカーチームと、なでしこリーグTOPチームのINAC神戸レオネッサのエキシビジョンマッチにお招きいただきました。この試合は、四国大学さんが女子サッカー部の創部に合わせて建設されたサッカー場のお披露目会でもあります。私にとっては、自分がデザインしたユニフォームの実戦での検証となりました。

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会場にはこれまた私がデザインさせていただいた「クラブ旗」が掲げられていました。我ながらなかなかいい出来栄えです。お席も分不相応な上座をご用意いただき恐縮です!

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試合開始を待つイーグレッツの選手とレオネッサの選手。

今日のイーグレッツは白基調の2ndユニフォームで試合に挑みます。INAC神戸レオネッサは、同日夜に「なでしこJAPAN」の親善試合があり、JAPAN組の澤選手や川澄選手は来られませんでしたが、JAPANの経験のある選手数人はこの試合に来てくれています。

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2ndユニフォームのメーカーキャラクターラインと選手番号のカラーは悩んだ末に「ピンク」にしました。
白地にピンクが映えてとても女性チームらしいウエアとなりました。
脇のネイビー部分は1stユニフォームのグランド柄を引用し共通性を持たせています。
部員たちにはこの2ndの方が人気あるそうです。
(たぶん風景の色目が濃くなる秋口には紺色の1stも気になりはじめるとは思いますが・・・)

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松重学長先生のキックインセレモニーで試合が始まります。
イーグレッツの選手も円陣を組み心を一つにします。

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プロ選手を相手に競り合うシーンもしばしば。頑張れイーグレッツ!

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プロのスライディングは強烈です。が、ちゃんとボールに行ってます。さすがニッポンサッカー!
試合中、ファールは一切無い!(オフサイドを除く)とてもきれいな試合でした。

サッカーにかぎらず、すべてのスポーツで言えることですが、競技の際、体のバランスをとるために腕を広げるシーンがよくあります。この2ndユニフォームでも脇は重要なポイントとしています。1stユニフォームの地柄の一部を脇の切り替えで使いデザイン上のアクセントとしていて、身体をほっそり見せる(女子にはこの点も重要なのです)もビジュアル効果としても有効なのです。また競技中、身体がどの方向を向いているかも選手どうしで把握しやすいという視覚情報上のメリットもあるのです。

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このユニフォームをデザインする上で、腐心したもうひとつの点の一つとして背番号の大きさを決める事が上げられるでしょう。イーグレッツも加盟する日本サッカー協会(JFA)では、競技用ユニフォームのデザインに関しても、厳密なルールを定めています。例えば背中の「四国大学」のロゴも、校名表示ではなく広告として扱われそのサイズも最大値が定められてえいます。他のマーキングも場所と大きさが決められているのです。さて背番号。この大きさも男子選手からジュニアまでの体格差を考慮して、高さ方向の数値に幅がもうけいてあり、基本的にそのサイズ内であればどのサイズでもOKとの事。イーグレッツの場合、150センチ前半の選手から160センチ後半の選手もおり、大きい選手に合わせると小さい選手では番号の下部がパンツで切れてしまうおそれがあります。(基本的にシャツはインの着方)。また選手の好みとして、ゲームシャツのサイズも男性が着られるくらい割りと大きいサイズを選んでいるので、シャツの大きさとのバランス感では苦労しました。それ故に何度も着用サンプルをつくり試着を繰り返し、見た目に丁度いいサイズを割り出すのにもかなりの時間を費やしたのでした。

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なでしこリーグを何度も制覇したプロチームを相手に3−0で破れはしましたが、今年春に創部されたばかりで、部員のほとんどが1年生である新設部としては大健闘だったと思います。今後、彼女たちからプロ入り、あるいはなでしこJAPAN入りする選手も出てくるでしょう。自分の娘と同年代の彼女らの成長が親目線としてもとても楽しみです。

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京都環境フェスティバル2008

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京都環境フェスティバル2008にて、今年の夏から秋にかけて取り取り組ませていただいた京都カー&電動アシスト人力車が展示されので、ちょこっとバイクを走らせ行って参りました。
会場では様々な企業や団体が環境への取り組みを展示しておられる中、京都大学のブースでは友禅文様に飾られた「京都カーG8バージョン」と「京都風電動アシスト人力車」が展示されていいました。
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電動アシスト人力車

本日、嵯峨・鳥居本の町並保存地区で「電動アシスト人力車」の記者発表を行いました。ひとつ前のブログで「とあるもの」と書いていたのはこれのことでした。
”電動アシスト”人力車とは、京都大学ベンチャービジネスラボラトリーの松重和美教授が主催する京都電気自動車プロジェクトの一環として開発された電気モーターを補助動力とする人力車のこと。
メディア各社にもたくさんご取材いただきました。↓
・日本経済新聞さん
・読売新聞さん
・京都新聞さん
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008103000169&genre=K1&area=K00
・共同通信さん
http://news.goo.ne.jp/picture/kyodo/life/CO2008103001000657.html
・MBS毎日放送さん VOICE
・NHKさん 7時の全国ニュース
・KBS京都さん

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普通の人力車、といっても人力車がすでに普通じゃないので・・・要は昔ながらの人力車とちょっと違い、コイツはハイテクな制御を施したモーターの駆動力で誰にでも楽にひくことができるのです。
車体の下にはコンピューターで制御されたモーターが2機。車夫の引く力に応じて適切な補助を行うプログラミングが施されています。
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利点としては、
1:これまではよほど力持ちの車夫でなければ登ることが出来なかった(または登坂不能だった)きつい坂道の登坂を女性の車夫でも安全にこなせるようになった。これにより人力車による観光マップが一気に広がり観光客誘致に繋がる。
2:車夫の体力的負担が軽減されることから総走行距離が伸る。2時間の充電で約40キロほど走れますので、観光地でのスポット的な使われ方から、タクシーの代わりに市内観光用としてそのまま走れる。(人力+電動なのでとてもエコ)パーク・アンド・ライドも可能。
3:または体力が衰えはじめるベテラン車夫も長く仕事に従事できるので雇用の創出に繋がる、、、、などなど社会的な意義も深い試みなのです。
さて、発表の場面は京都らいいことと、坂があることで清滝トンネル手前の鳥居本で行いました。紅葉には少し早かったけど、人力車はかやぶき屋根のお茶屋さんともとても良くマッチしていますね。京都人の僕もあらためてため息が出るほど美しかった。。。
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えっと、肝心の僕の仕事は・・・それを忘れてはいけません。
この車体を得意のCG友禅で飾ること・・・でG8サミットでの電気自動車プロジェクトに引き続き参加させていただきました。前からのショットでは分かりませんが、後ろから見るとほら、「束ね熨斗」の柄があるでしょ。
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今回のプロジェクトでは人力車のえびす屋さん、メカを担当されたサンスター技研さん、CG友禅をフィルムにプリントしていただいた日本写真印刷さん、そしてVBLスタッフの皆さんを始めたくさんの夢を持った方々が参集し、京大の松重教授が一つの束にまとめられた・・・そんな事もこの柄は象徴しているのです。
車体の後には協力各社のロゴを入れてみました。
走っている感じはしたの動画でどうぞ。


「とあるモノ」を製作中

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本日、日本写真印刷(NISSHA)さんから僕のデザインをプリントしたフィルムがあがってきました。さすが京都のNISSHAさん、友禅の色もばっちりでとても綺麗なプリントです。ありがとうございました。
さてこのフィルム、「とあるモノ」に使うのですが、それは今のところナイショ・・・です。
そう、今回僕は京大のプロジェクトで作っている「とあるモノ」を飾るためのグラフィックデザインの製作と記者発表会の演出をお手伝いしているのです。
来る10月30日にはついに嵯峨の鳥居本の平野屋さん前で、その「とあるモノ」の発表会を行うことになっています。
http://kyotocity.cool.ne.jp/niwa/torii.htm
フィルムにはこのプロジェクトメンバー各社の名前が入っていますので、「とあるモノ」が何なのか想像がつくかもしれなせんね。


外相会合はじまる


始まりました、G8京都外相会合。
今日は重たいカメラ機材を持ち、地下鉄を使って国際会館へ。
宝ヶ池通り沿いの怖そうなお巡りさんが守る厳重なゲートから
外務省発行のIDカードを使い国際会館敷地内への入場。

今日(26日)から迎賓館にて外相会合も始まり、
昨日よりも警戒レベルが数段アップしている模様。
会館内部では持ち物のX線検査と金属探知機のボディーチェックを受け、
これでやっと入館が許され、展示ブースにたどり着く。

僕は欠席だったけど、昨夜のオープニングレセプションでは、
京都府の山田知事、京都市の門川市長、それに
商工会議所の立石会頭(OMRON会長)もブースにみえられ、
KYOTO-CARにかなり感動いただいたとのこと。これは相当に心強い。
そして肝心の海外メディアの反応は、、、、
早速、米TIME誌からの取材申し込みがあったらしい。
これもスゴイ。
日程2日は国際会館が各国外相の会議の場となり、
相当な数のメディアが宝ヶ池に張り付くことになるとおもわれます。
27日はどんな話が舞い込むのか、、、楽しみでなりません。


KYOTO-CAR友禅バージョン


改めまして
KYOTO-CAR友禅バージョンのご紹介します。
まずは日本バージョン”鶴”(奥は漆バージョン)

米バージョン”束ね熨斗”

英バージョン”熨斗”

仏バージョン”花の丸”

伊バージョン”竹林”

独バージョン”藤”

露バージョン”雪輪”

加バージョン”流水に菊”


G8京都外相会合にて


家を出て中立売通りを中立売御門に突き当たり、
厳戒な警備がしかれている京都御苑を右手に見ながら烏丸を北上。
宝ヶ池にある京都国際会館へ行く。(前のブログの続きです)
キレイになったきつね坂を登り、宝ヶ池トンネルくぐり、
国際会館方面へ右折。
(ウルトラセブンでキングジョーが暴れた、あそこです。)
ウルトラ警備隊ではなく、「検問」の赤い旗をもったお巡りさんが
何人も立っていたけど、特に止められることもなく駐車場へ。
駐車場の警備のおじさんには所属と行き先を申告し、
無事に国際会館へ到着。
(何も悪いことはしてないのに、このドキドキ感はなに?)
会館の周辺は御苑と同じくらいの厳戒さで、
橋の下や、こんなとこまで!と驚くほどお巡りさんが巡回しています。
なんだか、そこらへんからジャックバウアーが飛び出してきそうな雰囲気。


26日から始まるG8外相会合では、
ここに設けられる国際プレスセンターには世界のメディアが集まり、
母国に向け外相会合関連のニュースを配信することになります。
実はこのプレスセンターの一角には、京都を海外に紹介する
「京都情報センター」が併設されるのですが、
先日、清水寺で発表した、 ”京都型エコカー”も、
かなり大きなスペースで紹介されることになって、
今日はその設営の最終確認に行ってきたのです。
また今回製作した展示用ステージは、
清水寺と国際会館の両会場で共用するため、
(純然たる和の空間!)築400年の重要文化財清水寺経堂でも、
バウハウス様式の近代建築である洋の空間、京都国際会館でも、
どちらでも映えるようなデザインを作ってみました。
清水寺ではお釈迦様に見守られるようなイメージで、
釈迦如来像の前に展示台を設置。
展示台も経堂内部の朱塗りの柱や、祭壇の漆にあわせて、
立面は朱色に、水平部分をピアノブラックに仕上げ、
祭壇と一体化するように工夫、
和紙の行灯型ステージにおぼろげに車が浮かび上がるという趣向。
清水寺とは対極的にモダンなこの国際会館では、
残念ながらお釈迦様はおられませんで、
その代わりに原寸大の車のグラフィックと
カメラマンM氏に撮ってもらった清水寺発表会での写真、
それに彼の作品アーカイブから京都らしい写真を数点を
バックパネルにプリントし、
明るいグラフィカルなイメージに振っています。

清水寺では和の雰囲気に馴染みすぎていたかもしれない展示ステージも、
このコンクリート打ちっ放しのバウハウス様式の中では、
和と洋、ハイテクと伝統が上手く調和しとても良い感じに仕上がりぐぅ〜。
世界へ向けての発信としてはまずまず一安心ですね。
実際にご覧になってください!と申したいのですが、
期間中はID発行者のみの入館制限がかかりますので、
残念ですが皆さんにお目にかけることができないのです。。。。
近いうちにパブリックスペースでのお披露目も考えていますので
実現した暁にはまたここで告知させていただきますね。