川邊祐之亮(かわべゆうのすけ)の京都もん日記


京都洛北ロータリークラブ

本日は京都洛北ロータリークラブ様にお招きいただき「伝統工芸×デジタル×宇宙」とのタイトルで30分の卓話をさせていただきました。ご紹介いただきました(株)フィールの渡邉さん,皆さんに本当にありがとうございました。来週のゲストスピーカーは,04アテネシンクロ元日本代表チームで銀メダリスト(川邊が衣装デザインを担当),現在ラスベガスにてシルクドソレイユのパフォーマーとして活躍されている北尾佳奈子さんとの事,これもご縁ですね。


KYOTO CMEX 2010

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<開場直後の会場。開演直前にはほとんど満員となる>

KYOTO CMEX 2010 が始まった。

意外だけど京都って、ゲームやアニメーションなどサブカルな産業も盛んな街。
その京都からコンテンツビジネスを盛り上げようというのがこの催しだ。
詳しくはこちら。http://www.kyoto-cmex.jp/index.html
このイベントの皮切りとして、
第一回コンテンツビジネスセミナーが本日行われた。会場はほぼ満席。
そしてどういう訳か、その司会役を私が務めさせていただいたのだが、、、
講師は、人気TVアニメ「涼宮ハルヒ」シリーズや、
現在大ヒット中の「けいおん!」シリーズを制作されてる
京都アニメーションの八田社長。
京都という中央から離れた土地でアニメ制作会社を創業され、
今では業界屈指の名門スタジオに育て上げれた手腕の一端を
直接うかがう事ができた。
八田社長の講演の中で、
特に私が気になったキーワードはやはり「デジタル+京都」。
現在、アニメ制作で必要不可欠なのがその行程のデジタル化だ。
これはなにもアニメ業界に限った話ではない。
デジタルだからこそ、京都ー東京での情報伝達も容易になり、
プロフィットした複雑なやり取りさえも十分にこなす事ができる。
東京の発注側にせよ、京都の制作側にせよ、営業や企画に携わるスタッフの
数名がのぞみを使い京都ー東京間を互いに往復すれば良い。
職人的要素が強い制作スタッフまでこぞって東京に移住する必要はないのだ。
京都は京都の”モノづくり”で中央を圧倒すればよい。
「デジタル」化により、これが可能になった。
この「デジタル」の効能は、私のCG友禅でも同様である。
私の仕事を引き合いに出して恐縮だがNYで行った仕事にしても、
京都・西陣の工房に居ながらにしてのクリエイティブだった。
しかしクリエイティブのデジタル化で業務効率が上がったとはいえ、
クライアント側からすると離れた土地にあるスタジオに
急ぎ仕事や細かな仕事は発注しない。
経営者感覚からすると、
これで失注してるのでは無いのかと不安にもなりがちだが、
京都のゲームソフトメーカー、株式会社トーセ斉藤社長も
むしろこれが好都合だとおっしゃる。
そこいらのプロダクションには無い、
飛び抜けたモノ作り力を持っている事が大前提だが、
比較的大きなプロジェクトにじっくり腰を据えて
取り組む事ができるようになる。
驚いたのは京都アニメーションは
クリエイティブ部門でも徹夜など殆どありえないらしく、
基本的に定時に終業するということ。
またプロジェクトとプロジェクトの端境期は、手が止まる時期もあり、
しかし、それをサボリとは見なさず充電時間と解釈しようという社風作りなど
会社に所属するクリエーターにとては本当に理想的なモノ作り環境ではないか。
これはスゴい。
さて、この講演会でもう一つのトピックスがあった。
それは「けいおん」の山田尚子監督がサプライズゲストで来てくださった事。
てっきり30〜40歳代のベテランの方だと思い込んでいたが、
実際の山田さんは、「けいおん!」の登場人物の様に、
小柄でかわいらしい20歳代の女性。
お話してみると、すぐ彼女のモノ作りへの姿勢やポリシーを感じられた。
やはりやるべき人がやられた仕事なんだと。
若い才能が大きな仕事を任され、
それを達成しまた伸びてゆく環境作りも八田社長の手腕なのである。
今回、司会者という立場で臨んだ
京都アニメーション八田社長の講演会であったが、
私も属する京都在住のクリエイティブ分野で輝く一つの成功事例として、
とても勉強になる講演会であった。
参考:<京都新聞記事>


「神道x文化xコンピュータ=?」@京大博物館


台風一過本日はとてもいい天気。このところスケジュール過密ぎみで寝不足が続いている川邊ですが、本日午前中は地域コミュに生きて行く上で欠かせない区民運動会に参加。もう44歳だというのに100Mリレーの第一走者を仰せつかり、担当区間の100Mを転けることもなく無事第二走者にバトンを託し会場をあとに。。。脚もガクガクの状態のまま午後一からは先日ブログで紹介させていただいた京大教授の土佐尚子さん出版記念イベント「神道x文化xコンピュータ=?」のパネルディスカッションに出演するため京大博物館入り。
今回はパネルならびにレセプションにお招きいただいた土佐先生、ありがとうございました。パネルでファシリテーターをおつとめくださったシンガポール国立大の中津先生、パネリストとしてご一緒くださった上賀茂神社権禰宜の村松さん、本当にありがとうございました。
パネルディスカッションに先立ち、和服姿の土佐さんが操るゼネティックコンピューターとジャズトランぺッターの近藤等則さんのライブセッションが行われたのですが、正直これには相当やられました! 私の席から約1.5メートルの至近距離で近藤等則さんのエレクトリックトランペットがうねり、なおかつ大スクリーンに映し出されたアニメーション化されたインタラクティブ水墨画の映像が解け合う、ではなく、異質なもの同士だからこそ尖り合う両者がとても鮮烈で刺激的!なインスタレーションで、これ観るだけ出席した値打ちがありました。
さて私が出演させていただいたパネルですが、設定された時間もすぐに過ぎてしまうくらい面白い内容、、、だったらしいです。パネルはアドリブっぽい対応が必要なのですが、元来口べたな川邊はとても苦手なプレゼンの一つなんです。。。どうぞご勘弁のほどを。ディスカッションではマイルド雰囲気で中津先生がまとめてくださり、本当にたすかりました。
土佐さんによると、この文化をコンピューティングするディスカッションはどうやら京大キャンパス内で第二弾があるらしい?日時は11月20日とのこと。たぶん私も出演します。ご興味のあるかたは是非お越しいただければ。


神道x文化xコンピュータ=?

神道x文化xコンピュータ=?
摩訶不思議なタイトルですが、これは来月私が出席するパネルディスカッションの題名なんです。神道と文化とコンピュータを掛け合わせると何が出現するのでしょうか。。。という事はさておき、私はこの「文化」担当とのこと、どんな討論になるのか今から楽しみです。
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京大教授でメディアアーティストの土佐尚子さんから突然のメール。土佐さんはいつも何の前触れも無く、割とシリアスな用事でオファーを入れてくれるホンマにマイペースなかつ天然キャラの持ち主ですが、いただいたメールには「川邊の代役はいないので必ず出演するように」との厳しいお言葉。当日私は区民運動会にて500Mリレーの第一走者を勤めますが、足ガクガク状態で会場に駆けつける事になりました。
人間つい理系か文系かに分類したくなりますが、(私は典型的な文系人間ですが)この土佐さんの場合、分類不可能です。
美術の教員→東大→MIT→現京大教授という枠に収まらないキャリアが魅力の才女でもあります。
さて、この土佐尚子さんが新しい本を著されました。(9月18日付京都新聞記事
まだ読んでませんがとても面白そうです。
で、私が出るパネルはこれです。
土佐尚子著「カルチュラルコンピューティング」出版記念関連イベント
★10月11日(日)京都大学総合博物館 2階
14:00~16:30 「カルチュラルコンピューティング」
?文化・無意識・ソフトウェアの創造力?
1) ?出版記念トーク&システムデモ
2) パネルディスカッション
「神道x文化xコンピュータ=?」
パネリスト(予定)
村松 晃男(上賀茂神社権禰宜)
川邊 祐之亮 ?(友禅作家)
土佐尚子(メディアアーティスト・京大教授)
お時間ありましたら是非お越し下さい。


講演のご案内

■川邊の講演のお知らせです。
第2回京都文化ベンチャーコンペティション サポートセミナーにて、
「文化とテクノロジーの融合=新製品」と題して川邊の講演が行われます。
と き:平成20年7月30日(水曜) 午後6時から8時まで
ところ:京都商工会議所3階 役員室 (京都市中京区烏丸通夷川上ル)
ご興味ある方は上記URLから、
京都文化ベンチャーコンペティション実行委員会事務局
(京都府文化環境部文化芸術室内)へお申し込みくださいませ。


知的資産経営シンポジウム

昨年来より、僕も委員として参加しています
京都府の知的資産活用評価委員会のシンポジウムが
KRPにて行われます。
<知的資産経営シンポジウム>
平成20年3月10日(月) 14:00〜17:00、
京都リサーチパーク 1号館4階 サイエンスホール
主 催 特許庁・近畿経済産業局・近畿知財戦略本部
共 催 京都府、社団法人発明協会京都支部
http://www.jiiiosaka.jp/kip-netkyoto6.htm
僕も30分ばかり出番を頂いており我が社の取り組みの事例紹介を行います。
以下、同シンポジウムのフライヤーより。
企業がそれぞれ有する強みを活かし、経営につなげていくために、どのようなことを心がけていけばよいか、また、事例として、技術の伝承について自社独特の工夫を凝らす企業や伝統技術を強みとして現代にニーズに活かそうと挑戦する小規模企業など、企業の「知恵(知的資産)」をいかに気づき、活かすか、その手法をご紹介いたします。
是非、おいで下さい。