川邊祐之亮(かわべゆうのすけ)の京都もん日記

四国大学女子サッカークラブユニフォーム発表

2015年4月17日(金)

四国大学女子サッカークラブ創部記者会見に出席するため朝一の高速バスで徳島入り。昨年の秋から製作をお任せ頂きましたエンブレムやユニフォームのお披露目も同時に行われました。

四国大学さんには2003年にも学科創設記念講演の講師としてお呼びいただいており、今回の女子サッカークラブ・プロジェクトも不思議な御縁で引き寄せられた感じがいたします。(実はその翌年の2004年にアテネ・オリンピックに出場するシンクロナイズド・スイミング日本代表チームの水着デザインを担当するにあたり、その演目となる「阿波踊り」の取材や資料集めで大変お世話になった学校でもあります。銀メダルを獲得した演技の水着は眉山麓の阿波踊りミュージアムのパーマネントコレクションになっています。)また今回私をプロジェクトに招聘下さった学長の松重先生(元京大副学長・京大名誉教授)とは、2006年の京大VBLでのKYOTOCARプロジェクトでお世話になった時以来の本格的なお取り組みとなりました。

会見

松重学長から徳島県の県鳥「白鷺」をエンブレムのモチーフとしたこと、また愛称も白鷺の英語訳 [EGRET] から「EGRETS(イーグレッツ)」と決まった事の報告がありました。さらに女子サッカー部創部に合わせ、吉野川に架かるしらさぎ大橋のたもとに新しく造らた大学設備のサッカー場も「しらさぎ球技場」と命名されました。

会見2

私からユニフォームやエンブレムのデザインコンセプトの説明を行わせていただきました。このような舞台は今まで何度も経験していますが、いつになっても慣れません。

会見6

大学広報が効いて地元メディアからの取材もたくさんいただきました。4月20日時点で確認できるサイトをリンクしておきます。

会見5

オープンスペースで行われた発表会場は昼休みということもあり、学生や職員さんの見学で賑わいました。これほど大きな記者発表を行う事がは学内では稀だとお聞きしさらに身が引き締まる思いです。

会見4

今回のデザインでもっとも苦労した点を一つあげるとすれば、それは以外にも背番号のサイズを決めることでした。シャツに施された各マーキングは日本サッカー協会のユニフォーム規定で定められたルールに則る必要があります。すべて規定内の寸法に収めなくてはなりません。サッカーはイギリス生まれのスポーツらしくゲームシャツの裾は”イン”する事が基本なのですが、女子チームがゆえに身長150センチ前半の選手もおり、それだと寸法によってはパンツの中に背番号が隠れてしまいます。何枚もテストプリントと仮縫製を行い、結論として今回最適な寸法を導き出すことができました。写真は、サンフレッチェ広島でプレーされ、元徳島ボルティスのコーチでもある平田英治監督からのインタビューシーンです。新ユニフォームに袖を通した感想やこれから開幕する四国女子リーグへの意気込みを選手に聞いておらました。

イーグレッツ集合

全員そろっての記念撮影。創部後第一期生ゆえに11人のスタートとなりましたが、この選手のほとんどが昨年度インターハイでベスト8の経験を持つ猛者ばかり。今後の活躍が期待されます。

会見の後は目下建設工事中の「しらさぎ球技場」へ。

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工事中ということで見学者全員が白ヘル姿です。

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写真左側が「しらさぎ球技場」の名前の縁にもなった吉野川河口付近に架かる「しらさぎ大橋」。この球技場にも私がデザインを担当するイーグレッツの応援用横断幕を設置予定です。

このプロジェクトではたくさんの方々のご縁をいただきました。このプロジェクトのプロデュサー役の松重学長、佐藤理事長、平田監督、また現場で支えてくださった入試広報部の平田さん、蔭山さん、それに全体のハブとなりウイットかつ迅速な対応(とこのブログの写真撮影も!)をいただいた企画課の山本さん、物性面でご協力いただきましたMIZUNOの皆さんに、この場をお借りして御礼を申し上げます。

プロジェクトはまだまだ進行中です。
今後のイーグレッツの活躍はもちろん、川邊のものづくりにもご期待ください。

<そして徳島番外編>
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眉山の麓にある阿波踊りミュージアムにて。

私がデザインさせていただいた水着と再会です。2004年アテネオリンピックにてシンクロ日本チームが着用し見事銀メダルを獲得した水着のレプリカのレプリカ(笑)が展示されていました。しかし・・・照明で痛むからか紙に印刷された複製品にすり替わっていました。

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徳島ラーメン「いのたに」にて。

一度は食べてみたかったので寄ってみました。店の扉を開けるなり「食券をお願しまーす」と店のおばちゃんからご丁寧な案内が。たぶん一見客のほとんどが食券システムでモタツクのを見越したベテラン店員の判断かと思われます。まあ食券システムと言っても、なか卯のようなフルデジタルPOSシステムではなく、かなりレトロな自販機でガチャンとプラ札を買う方式なのですが。(インデアンカレーのあれと同じ札です。)また驚いたのは、自販機から席につくまでのわずか10秒足らずの間に、客の手中にあるプラ札の色を見極めたベテランおばちゃん店員が、厨房に注文を通してしまいます。私がカウンター席つき食券を渡す前にです。駅の立ち食いそば屋で、食券ボタンを押すの位置を見極め、客が席につく前にそば玉を湯に投入するソバ屋の厨房のおっさんと似ています。まさに名人芸。驚きはまだ続きます。上の写真を御覧ください。お冷のグラスの上にレンゲが載っています。これは注文を聞いたというしるしで店員さんが置いていきます。またご飯に沢庵を載せてもいいですかと聞いてくれます。この気遣いはとても嬉しいですが、そもそものご飯が結構長い時間ジャーで寝かされていた感じになっていたのは残念でした。とは言うものの、昭和の雰囲気が色濃く残るレトロな店内はなぜか落ち着き、隅々まで徹底的に清掃された店内はとても気持ちがいいものです。実はこの味が気に入り2回目に伺った時は、「食券をお願しまーす」の声が掛かららず、お!たった2回目で常連入りか?とほくそ笑んでいたのですが、いかにも観光客の一行にも声がかからず、結局はこれって店員さんの個人スキルだったんですね。次回の出張時には別の店を攻めてみようと思います。

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作成者: 川邊祐之亮

家業として受け継いだ友禅屋と、自らのモティベーションが源となるグラフィックデザイン製作を生業としている。

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